オリジナルフォーマット「フロンティア」
2016年10月時点での使用可能エキスパンションは以下の通りです。
『基本セット2015』『タルキール覇王譚』『運命再編』
『タルキール龍記伝』『マジック・オリジン』『戦乱のセンディカー』
『ゲートウォッチの誓い』『イニストラードを覆う影』『異界月』
『カラデシュ』
※禁止カードはありません。
※『Zendikar Expeditions』『Masterpiece Series』は使用できません。
http://www.hareruyamtg.com/jp/pages/format_frontier.aspx
自分もこのルールは来るだろうと思っていた・・・が『モダンマスターズ2015』もありだと思っていたので思い切ったなあという感じ。
●効果別の基準
マナクリーチャー:1マナは実質《エルフの神秘家》のみ、2マナは沢山。
クリーチャー除去:無条件は3マナ、条件付きは2マナ
火力:2マナ3点《稲妻の一撃》
カウンター:確定は3マナ《風への散乱》等、制限あり《否認》《侵襲手術》《払拭》《シルムガルの嘲笑》等
ハンデス:見れる1マナ条件付き《強迫》《蔑み》《過酷な精査》
サーチ:無条件は4マナ以上。条件付きで《ウルヴェンワルド横断》など
ランパン:3マナ以上。制限あり《残された廃墟》
ランデス:4マナ以上
5色地形:制限なしが無い。使い捨てなら《霊気拠点》
墓地対策:全追放系は《トーモッドの墓所》《頭蓋書庫》
勝利条件カード:《面晶体の連結》《フェリダーの君主》のみ
●面白そうな所
スタン級のコンボデッキがまた使える所。対策カードがモダン級でないので決めやすそう。
ショップが推しているだけにGPサイドイベントでの開催が期待できる所。
《有事対策》《テイガムの策謀》8枚体制からの探査・昂揚
や《先祖の結集》《戦列への復帰》。
昂揚サポートの《ダークスティールの城塞》
《発生器の召使い》《突沸の器》での3ターン目マナブースト。
《魂剥ぎ》・・・今後に期待
《強引な採掘》+《無害な申し出》
《紅蓮術師のゴーグル》→《軍族の雄叫び》+《爆片破》
●気がかりな所
・全盛期のアブザン・アグロ(http://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0016685/)のような超多色環境
《血染めの月》《月の大魔術師》がないので多色にするリスクが大分減る。
・・・ショップが抱え込んでるKTKフェッチランドを売りたい意図があるようにも見え無くもない。
・色の不平等感
対抗色バトルランド、傷痕ランドの不在。
ローテーションが早くなったからこれは早く出そうではある。
●3ターンキル
・パワー20トランプル
《エルフの神秘家》→《静電気式打撃体》→《2マナEEEカード》+《気宇壮大》
・パワー10二段攻撃トランプル
《エルフの神秘家》→《静電気式打撃体》→《ティムールの激闘》+《気宇壮大・剛力化》or《放たれた怒り》+《撃砕確約》※《巨大化》は禁止
《傲慢な新生子》→《災いの狼》→《気宇壮大》《タイタンの力・撃砕確約・敵意借用》フェッチで昂揚達成
《エルフの神秘家》→《アラシンの先頭に立つ者・イロアスの勇者》→《気宇壮大》+《剛力化》
・パワー9二段攻撃トランプル
《僧院の速槍》→《安堵の再会》→フェッチ2回で墓地5《強大化》《ティムールの激闘》
このコンボ考えてて《静電気式打撃体》のヤバさに気付く。これは除去しないと負ける奴だ。
《カメレオンの巨像》や《イチイの精》と同等の効果ですが元は起動コストが2GGと二度の起動は容易ではありません。
ですがこれのコストは事前に貯められ、それもほんのEEE。2枚目を引いても腐らない。
2回起動を前提とするとスタンダードでも《気宇壮大》《撃砕確約》《凶暴な力》《木こりの気概》などで16~20点トランプル。
アーティファクトなので《発明の領事、パディーム》で守ったり《失われた遺産》が効かないのも偉い。
現状50円レアですが今後どうなるか気になります。
追記メモ:
「フロンティア」デッキガイド - | 晴れる屋 http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3398
コメント
《静電気式打撃体》は私も推しているカードなので、こうして肯定的な意見を見かけると、本当に嬉しく思います。
この子はきっと出来る子です!